【vol.117】「私が独立して、相続業務を取り扱う理由」
相続診断士の皆様、はじめまして!
兵庫県川西市で公認会計士・税理士として会計事務所を営んでおります、田村尚久と申します。
私自身のバックボーンをお伝えさせてください。
公認会計士試験に合格後、監査法人で経験を重ねていく中で、私の人生は大きな転機を迎えました。
勤務中に、妻が癌を患い、私は仕事と看病を両立させながら日々を過ごしました。しかし、残念ながら妻は2019年に天国へと旅立ちました。お互い39歳の時です。
妻を失った後、私は悩み考えました。
今後どのように生きていくべきか、そして、どのように私の持つ知識と経験を人々のために役立てるべきか。
妻も私も多くの人々に支えられ、助けられてきたことを思い返す中で、私もまたその恩を社会に返したいと強く感じるようになりました。
その中で、「人の想いを繋げる」というテーマに惹かれ、資格を活かしながら、相続や事業承継の分野で人々の大切な財産や想いを次世代に繋げるサポートをしたいとの思いが芽生えました。
そうした決意を胸に、資産税を専門とする税理士法人で経験を積み、専門性を高めました。そして、2022年4月に、私自身の想いを実現するために独立開業しました。
相続診断士となった理由としましては、相続診断士の知人の紹介もあり、兵庫支部のイベントに参加させて頂きました。その時に、「笑顔相続」という言葉に非常に関心を持ちました。
なぜなら、亡き妻は、癌専門の看護師として働いており、病気になっても患者様と向き合い、またしんどいのにも関わらずに最後まで笑顔を絶やしませんでした。妻の墓石には、「笑顔」と刻んでおります。
また、相続ビジネスという言葉があるように、独立当初から今もですが、単なる計算・申告屋みたいな仕事はしたくなく、お客様と向かい合いたいと強く思い働いています。
そういうこともあり、相続診断協会のセミナーに参加したときに、当然の如く、参加すべき団体と結論になりました。
現在は、独立当初、地域貢献もしたいと思っており、やっとこの9月頃に、「一般社団法人地域コミュニティ会計サポートセンター」を設立予定で、NPOをはじめ地域貢献している団体様の「支援のご支援」ができる体制もできそうです。
今後も、人々の大切な想いや財産を守り、次の世代にしっかりと引き継いでいけるようサポートしてまいります。一緒に協業して頂ける皆様、ぜひお声がけください!!
PS. 2年前に再婚しまして、この4月に第一子女の子が産まれました。日々奮闘中です。