【資格者の声 Vol.21】「税の見方」だけではなく、様々な周辺知識を身につける事が、広い視野からのサポート実践に役立ってます。
自身も泥沼相続を経験。税理士として他の専門家とも連携し相続問題解決に携わる上級相続診断士:岩田悦幸さん
■相続診断士資格を知ったきっかけは?
我が家の泥沼相続の経験からはじまり、いくつかの拗れた案件をお手伝いさせていただく中で、それまでの考え方では争いはなくならないと考えているときに相続診断士という資格に出会いました。自分の中ではこうした方が良いのではという漠然とした考えはあったのですが、「まさにこの考え方!!」という理念を見つけたというのがきっかけです。
■相続知識は役に立っていますか?
相続診断士を相続の「水先案内人」と考えた場合、相続問題に接する入口が多方面となることから、いろんな分野の知識を必要とします。また税理士として業務に携わる中で、どうしても「税の見方だけ」「自分一人の力だけ」では解決が難しい場面にもたびたび遭遇します。様々な周辺知識を身につけるとともに、一緒に問題解決をしていただく仲間と出会ったり、“相談や案件の本質は何か”、“寄り添うとはどういうことか”という相続問題解決のための原点を相続診断士会を通して肌で学んだことにより、現在は広い視野から「想いを伝え・実現するための相続」のサポートを実践することに大変役立っております。
■今後の展望等をお聞かせください。
地元の愛知を中心に志を同じくする仲間の相続診断士の方や士業の方々と連携して相続相談に携わっていく予定です。また愛知県相続診断士会の副会長として相続診断士の皆様にいろんな角度で相続を学んでいただき「笑顔相続」が広がって行くようお手伝いさせていただくとともに、全国の相続診断士の方々とも繋がって行きたいです。
■全国の相続診断士に一言
相続診断士は立派な「専門家」です。でも相続は一人の専門家だけでは解決できないことも多いのが現実です。だからこそ「笑顔相続」という共通の目的があり、ご相談者様の想いに寄り添うために“専門家チーム”として対応できることこそが相続診断士の最大の強みだと思います。
ご生存中に相談して頂きたかったと思える案件やどうしたら良いかわからないという方の相談によく遭遇します。どんなご家庭にも相続はあり、また早ければ早いほど解決策も打ちやすく、トラブルも未然に防ぎやすくなります。世の中から1件でも多く相続での争いや悲しみを失くし、最後に「笑顔相続」を迎えて欲しい、そんな想いの相続診断士の一人でありたいです。