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エンディングノートを書いている人はわずか2%?!12月1日は笑顔相続の日

エンディングノートを書いている人はわずか2%?!
日本に新しい文化を根付かせよう!12月1日は笑顔相続の日

 
一般社団法人 相続診断協会(所在地:東京都中央区、代表理事:小川 実)は、「争う相続を減らし、1件でも多くの笑顔相続を増やしたい」という思いから、エンディングノートを書く文化を日本に根付かせる為、12月1日(相続診断協会設立日)を「笑顔相続の日」と制定しました。毎年笑顔相続の日にエンディングノートを書き、大切な家族に想いを残す・伝える文化創りを行っていきます。

争う相続が何故起こるのか?そこには様々な背景はあるものの、「想い・遺志が伝わっているか」が重要になってきます。以下の写真は自身の法定相続分を満たしていない遺言書が出てきた場合、①その通り遺産分割する②弁護士に相談に行くという質問をした場合の①の挙手数の変化を表しています。

写真左/その通り遺産分割する(付言事項なし):50%  写真右/その通り遺産分割する(付言事項あり):80%
 
写真右の挙手の前には、「遺言書に付言事項の記載があり、何故このような分割にしたのか、家族に対してどのような想いがあるのか、兄弟で助け合って欲しいという被相続人の想いが残してあった」と説明を付け加えました。写真左から写真右まではおよそ5分も経過していません。これだけ瞬間的に親の意思や想いに子供は従い・叶えたいと思うという事です。遺言書に付言事項の記載をする・エンディングノートを書き、想いを残す文化を根付かせたいと奮起しているのには、日本のエンディングノートに関する意識と行動の薄さがあります。
 

エンディングノートの認知度(年齢階層別)


 

エンディングノートの作成経験・意向(年齢階層別:認識している人のみ)

平成24年4月経済産業省公表
『安心と信頼のある「ライフエンディング・ステージ」の創出に向けた普及啓発に関する研究会報告書
~よりよく「いきる」、よりよく「おくる」~』参照

 
 
全体の63.5%がエンディングノートの存在を認識しているが、実際の作成経験者はそのうちの2%に過ぎません。まずはこの笑顔相続の日を通して、エンディングノートの認識度の向上、作成の意味や大切さ、相続に対して向き合うきっかけの日となるよう、啓蒙活動を行っていきます。

 
【「笑顔相続」とは】
「相続」が「争族」になってしまうのは、他人事ではありません。
遺産が多いから揉めるのではなく、誰でも「争族」になる可能性を持っているのです。最高裁判所の「司法統計年報」(平成22年度)によると、相続分割事件全体の中で、相続税が全くかからない5,000万円以下の遺産分割でもめている件数が、なんと全体の74.2%を占めています。 驚くことに、1000万以下で争ってる件数が30%を占めています。何故揉めるのか、どうすれば揉めずに、「笑顔相続」を迎えられるのか、道先案内を相続診断士が行うと共に、その準備の為に生前に話し合う事が親の義務という社会を目指しています。

 

(印刷される方はこちらをご利用ください)
エンディングノートを書いている人はわずか2%?!12月1日は笑顔相続の日(PDFファイル) 

 

本記事に関するお問合わせ先

一般社団法人 相続診断協会 広報担当 斎藤宛

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