相続診断協会は、相続診断士の認定発行・教育・サポートを行っている機関です。

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【vol.11】相続が「争族」にならないように、最後ににっこりと笑っていただけることが願いです!

みなさん、こんにちは! 税理士法人ヤマダ会計 税理士の山田義之と申します。相続診断協会のパートナー会計事務所として静岡県浜松市を拠点に活動しております。
ヤマダ会計では多くの相続事案に取り組んできました。
しかし残念ながら、ご相談にみえる多くの方が、「士業ゆえの敷居の高さ」をどうしても感じられるようです。
そこでもっと気軽に、しかも的確なアドバイスを受けることができる仕組みを作らなければならない!と考え、あれこれと模索しているとき出会ったのが、相続診断協会の代表理事 小川実 氏が講師を務めるセミナーでした。

 

「相続診断士」の社会的役割は、士業などの専門家との橋渡しを行い、 相続を円滑に進める『笑顔相続の道先案内人』・・・。この相続診断士を普及することで「争族」を少しでも減らしていこうとする協会の理念に大いに共感し、すぐにパートナー契約を結び、相続診断士を応援する活動を始めました。 今までの取り組みとしては、一人でも多くの方に相続診断士を知っていただくため、セミナーを活用した普及活動や、定期的な団体試験を企画してきました。
そして相続診断士は、相続に関するあらゆる問題を積極的に学び、研鑽を重ね続けなければいけませんから、独自に3ヶ月毎のフォローアップ勉強会を開催し、オリジナルのニュースメールを発信しております。相続に関する最新の情報が得られるようこれからも努めていきたいと思います。

わが社での笑顔相続の事例を1つご紹介します。
あるマンション経営のオーナーと息子さんより相談を受けました。
かなりの大地主であり、相続対策も兼ねてマンションを数棟取得しておられました。
ところが老朽化にともなって空室も目立つようになり、借入返済の負担も重なって資金繰りを圧迫。
オーナー自身も高齢となり、また生活の不安からか病も患ってしまい、悩んで眠れない日々が続いたそうです。
そこで、建築業者・金融機関と共に支援チームを結成。不動産所得に対する税負担も多大であったので、マンションの建物2棟を息子が経営する法人へ売却しました。
売却した年は、法人は購入代金の他に不動産取得税などの移転費用が300万円発生し赤字になってしまいました。
しかしマンションを売却したことにより、オーナー個人の不動産所得は大幅に減少したため、所得税などの税負担が年間200万円も削減可能となったのです。
結果2年目以降は資金繰りが改善し不安も解消、将来の相続にも備えることが出来、オーナーも息子さんも笑顔を取り戻しました。 世の中にはトラブルを抱えた相続事案がたくさんあります。
原因の多くが『相続に対する準備不足』で、そこをカバーしてトラブルの芽を摘み、防ぐのが相続診断士の役割です。
相続が「争族」にならないように、最後ににっこりと笑っていただけることが私たちの願いです。
「笑顔相続」を応援します!

 

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